わかる人にはすぐわかると思いますが、シェーカーチェアを参考にリデザインし、今までありそうであまりなかった、グレーのペーパーコードを使い、さらには封筒編みではなく平編みで座面を編んだ椅子を作りました。 脚や貫は1本1本旋盤で削り出し、背板は薄い単板を何枚か積層し型に入れて成形しています。今回はナラ材を使い、ソープフィニッシュで仕上げたのでより素材感のあるシンプルな雰囲気にしました。ブラックウォールナットのオイルフィニッシュバージョンも同時に製作しています。もちろん受注の際に、ナラ材であってもオイルフィニッシュで製作することは可能です。 ソープフィニッシュでの仕上げはお手入れも大変ですが、汚れや傷も使う人の色であり、各家庭独自の軌跡だと楽しんでいただけると良いと思います。 ペーパーコードの椅子は軽いということもおおきなメリットの一つです。女性の方でも軽々と持てますし、お掃除などの日々の移動の際もストレスがありません。