デスク

たまには家具の話題も。このホームページのFURNITUREのページにもInstagramにも載せました、GrünOfficeの机ですがいくつか言葉での説明も必要かと思いまして。材料はいつものようにナラ無垢材(節あり)、今回は抽斗も無垢のナラを使って作りました。天板は部屋のスペースに限りがあったので、変形型にしてiMac27インチを置いてもまだ十分に作業スペースを確保出来るようにしました。天板の各辺に微妙なRをつけているのでぱっと見でマイルドな印象となっています。新しい試みとして①仕上げをマット仕上げとしてみました。いつもは磨き込んでオイルを塗りさらに磨き込んで2回めのオイルを塗り、さらに磨き込みます(時にはさらにワックスを塗って仕上げます)。きれいに磨き込まれた光沢が現れ、触った感じもツルツルです。それを今回はある程度のところで磨きをやめて、さらにつや消し仕様のオイルを使用して光沢を抑えました。自分で使いながら様子を見て、一つの仕様として出していこうかと考えています。②天板の木口を緩やかな傾斜+柔らかい丸みを持たせました。これは一つは意匠的なこと、もう一つは角を立たせない機能的なことの二つの側面を意識しています。③丸脚の採用。抽斗の脚に円錐型の丸脚を作ってみました。旋盤を活用したもので、もう少しバリエーションを増やし、多くの家具に丸脚を使えるといいと思っています。と貯めていたやりたいことを形に出来たこともあり満足です。抽斗ではない方の脚は改良の余地ありと思っていますし、変形型の天板は今回だけのスペシャルバージョンですが、通常の(ほぼ)長方形の天板にして学習机を想定しています。また機をみて1度製作していきたいです。 もちろん(他のものも含めて)随時オーダーを受け付けていますので、気になった方は連絡お待ちしております。   FURNITUREはこちらからご覧ください