ルーヴルの猫

たまに思い出したように検索したり、何かの拍子で見つけたりするのが松本大洋。大好きなんですが、若い頃みたいにこまめにチェックしているわけではないし、書店にもほとんど行かなくなってしまったので、新作が発売されているとウキウキします。そしてなにより、この人の作品は松本大洋しか呼び起こせないような、何とも言えない感情に浸らせてくれます。松本作品を読んだときにだけ感じ得る複雑な感情が自分の中にあり、それを伝えるにも、本当に言葉では言い表すことが出来ないというなんとも陳腐な表現でしか言えず。そんなもどかしさも含めて、全部が松本大洋作品の読了後であったりします。