Prophets of Rage 名古屋

行ってきました。プロフェッツオブレイジのZeppNagoya。正直、ザックのいないレイジなので半信半疑でライブに向かいました。もう少し大きい会場だったら、もしかしたら行ってなかったかもっていうくらいの意気込みで。 案の定というべきなのか、RageAgainstTheMachineの曲をチャックDとBリアルが唄うとやっぱりザックで聴きたかったと思ってしまった。   が,しかし,めちゃくちゃ良かった。久々に全編通して興奮したライブだったのである。まず8割方RATMの曲だったこと。確かにザック不在は隠しようがないのだけども、二人とも自分がある人たちなので、変にザックに寄せることもなく自分のスタイルでRATMを唄うのでそれはそれでかっこいい。何せあれだけCDやDVDで聴いて観てきた曲たちだ、溢れ出るドーパミンは止まりません。そしてトム・モレロのあのギタープレイが目の前で!超絶変態ギターもさることながら、すごいエンターテイナーでもあり、魅せる魅せる。ギターを裏返せば「しゃちほこ」と大きく書かれていたり、それが後半ではきっちり「FUCK TRUMP」に変わっていたり。メンバーみんなが和服で登場したこともそうだけど、こんなスーパーバンドが日本公演を舐めてかかっていないというよりも、ものすごく精力的に(しかもライブハウスなのに)楽しそうに演ってくれたので余計にこっちのアドレナリンも増幅しました。 そして憎い演出も一つ。「クリスコーネルに捧げる。わかる人は歌ってくれ、そうでなければ一緒に祈ろう」(多分こんな感じだったはず・・・)とモレロが言った後に無人のマイクスタンドにスポットライトが。それからインストゥルメンタルでAudioSlaveの[LIKE A STONE]の演奏。歌えなかったのがめちゃ悔しかったですが、昨年亡くなったクリスコーネルへの想いをみんなで噛みしめました。この曲もクリスもめちゃかっこいいので聴いて祈ってください。 →LIKE A STONE AudioSlave そんなこんなであっという間の90分くらいだったかな。最後はチャックD曰く「最もデンジャラスな曲」[KILLING IN THE NAME]での締めとなりました。本当に最後はセロトニンで満ちあふれたなんとも幸福感でいっぱいのひとときでした。いや、観れて良かった! →KILLING IN THE NAME(プロフェッツ版 LIVE)KILLING IN THE NAME(RATM版 LIVE)